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東京都防衛協会は、防衛意識の普及高揚を図るとともに、自衛隊を激励支援してその充実発展を助長し、わが国の平和と繁栄に寄与することを目的とした民間の組織です。

TEL. 03-6280-8427

〒162-0844東京都新宿区市谷八幡町13東京洋服会館9階

散歩道地区防衛協会地域内の名所・名店

東京都防衛協会会報第23号(04.01.01)特集記事
散歩道 名所・名店
武蔵野市の散歩道(名所・名店)
 豊かな官庁街、整備された交通網、買い物の便利性等、「住んでいたい街」「住みたい街」のイメージが定着しているのが武蔵野市です。「吉祥寺」「三鷹」「武蔵境」の3つの駅圏域がそれぞれ魅力的な個性を発揮しながら進化し続け、未来へつなぐ街づくりにも力を入れています。
 代表的なイベントに吉祥寺の街がまつり一色に包まれる武蔵野八幡宮例大祭の「吉祥寺秋まつり」が有ります。毎年9月の第2土曜・日曜に催行され今年49回を迎えました。武蔵野八幡宮神輿と町内の神輿11基が二日間吉祥寺の街中を練り歩く宮神輿渡御が行われます。
 一日目は武蔵野八幡宮から神馬に騎乗する神官を先頭に木遣り、手古舞・武蔵野囃子・吉祥寺大太鼓・宮神輿が吉祥寺の街を練り歩きます。それぞれに特徴ある掛け声と担ぎ方で存分に楽しめます。二日目の午後のフィナーレには吉祥寺駅前に全11基の神輿がステージに向かって行う圧巻のパフォーマンスと神輿同士のすれ違いも見どころです。
 もう一つの催し物として新春を迎える毎年1月1日から7日の一週間「武蔵野吉祥七福神めぐり」が有ります。井の頭弁財・杵築大社・延命寺・大法禅寺・安養寺・武蔵野八幡宮に祀られている六寺社七福神を巡るコースが有り、色紙に御朱印を受けながら各寺社を巡る七福神めぐりは毎年多くの人が参加しています。
 ただ、残念なのが吉祥寺秋まつり・武蔵野吉祥七福神めぐりは昨年と今年は新型コロナウイルス・変異型ウイルス感染拡大の影響で2年続けて中止になりました。一日も早く終息し、新年度は各種の事業や行事・イベントが出来るようになる事を期待したいと思います。   

吉祥寺秋祭り 神官を先頭に街中を渡御
会長 島崎義司
過去の「散歩道」
創刊号(28.10.01) 2号(29.01.01) 3号(20.04.01) 4号(29.07.01) 5号(29.07.01)
6号(29.10.01) 7号(30.01.01) 8号(30.04.01) 9号(30.07.01) 10号(30.10.1)
 11号(31.01.01) 12号(31.04.01) 13号(01.07.01) 14号(01.10.01) 15号(02.01.01)
号 数 地区協会の名所・名店
第15号 あきる野市秋川地区(秋留台公園・秋川ファーマーズセンター)
第14号 西東京市(多摩六都科学館・東伏見稲荷神社・田無神社)
 第13号 板橋区(板橋区民まつり)
第12号 昭島市(水道水・クジラ化石・藤棚日吉神社・大日堂・観光案内所)
第11号   東村山市(八国山緑地・下宅部遺跡・北山公園・正福寺地蔵堂・うどん)
第10号 目黒区(旧前田邸・天空庭園・目黒川桜並木)
第9号 奥多摩町(おくたま昔道・Beer Cafe VERTERE)
第8号 渋谷区(塙保己一史料館)
第7号 八王子市(八王子城・多摩御陵・八王子祭り)
第6号 杉並区(高円寺の阿波おどり・荻窪ラーメン)
第5号 立川市(昭和記念公園・ファーレ立川アート輝く個店)
第4号 三鷹市(三鷹の森ジブリ美術館・太宰治文学サロン)
第3号 江戸川区(新川千本桜・田舎そばのお店)
第2号 東久留米市(落合川と南沢湧水群・七福神巡り)
創刊号 日の出町(日の出山・つるつる温泉・日の出山荘グルメ紹介)

東京都防衛協会会報第15号(02.01.01)特集記事
散歩道 名所・名店
あきる野市秋川地区の散歩道(名所・名店)
 あきる野市は、秋川市と五日市町が平成7年に合併し誕生しました。
 東京都立秋留台公園は、多摩川の支流、秋川と平井川の間に広がる秋留台地のほぼ中央に位置し、周辺は武蔵野の面影を残す田園風景となっており、その公園内には、競技場や芝生広場やバラ園等が存在し、約110種450株あるバラ園は、レンガと大理石を使った東欧風の佇まいを思わせる庭園内で春・秋にはローズフェスタが開催され、年間利用者は、約85万人の方が訪れております。  その公園内で、毎年11月に市主催の産業祭が開催され、五日市防衛協会と共催で自衛隊紹介と自衛官募集のお手伝いを2日に亘って実施しております。
 秋川ファーマーズセンターは、通称「とうもろこし街道」と呼ばれていた五日市街道沿いに、平成5年にオープンした直売コーナーを中心に安全で新鮮な野菜等を販売しており、近郊からの利用者も多く混雑を呈しています。
 細谷火工株式会社は、明治39年に創業し、あきる野市に東京ドーム約6.5個分の面積を所有し、火薬や爆薬の他、高エネルギー物質を利用した様々な加工品の製造販売を主力事業としています。製品の多くは、防衛省をはじめとした官公庁や民間の様々な場所で訓練や救命・救難装備品として使用していただいており、さらには宇宙開発分野でも当社の加工品が使用されております。また、危険性評価試験棟の委託試験や火薬類等の燃焼処分まで幅広い事業を展開しております。

都立秋留台公園 バラ園

秋川ファーマーズセンター
会長 山口幸男

東京都防衛協会会報第14号(01.10.01)特集記事
散歩道 名所・名店
西東京市の散歩道(名所・名店)
やさしさと ふれあいの 健康応援都市
 西東京市は、平成十三年に田無市と保谷市が合併して誕生した多摩地域五番目の人口を有する市です。都心へスムーズにアクセス出来るという立地の良さで、年々人口も増え続けており、活気のあるまちです。
 市内には、世界最大級のプラネタリウムを擁する多摩六都科学館や国史跡に認定された、南関東最大級の規模を誇る縄文遺跡のひとつである下野谷遺跡があるなど新旧の魅力があるまちです

多摩六都科学館
 その他には、東伏見稲荷神社、田無神社という地元に根づいた大変見どころのある神社も魅力です。
 東伏見稲荷神社は、昭和四年に京都の伏見稲荷神社から分霊を授かり創建された神社で、見どころは拝殿奥に立ち並ぶ無数の鳥居です。その光景は「新東京百景」に選定され訪れた人を圧倒します。

東伏見稲荷神社
 田無神社は、鎌倉期に創建され、谷戸の宮山に鎮座し、浄土の大権現と呼ばれていましたが、徳川家康が幕府を開くにあたり宿場町を造営するために、青梅街道沿いの現在地に移転し、現在に至っています。
 特に、境内の本殿・拝殿・参集殿などの建物は、江戸で最も有力な彫物大工である嶋村俊表の作品で美術的価値が非常に高く東京都指定有形文化財に指定されています。また、最近ではパワースポットとしてテレビで取り上げられたことにより、多くの参拝者が訪れているそうです。  

田無神社
西東京市防衛協会  会長 山田忠昭

東京都防衛協会会報第13号(01.07.01)特集記事
散歩道 名所・名店
板橋区の散歩道(名所・名店)
板橋から全国へ! 笑顔と絆のかけ橋〜
 秋の「第45回板橋区民まつり」が昨年10月15日(土)、16日(日)の両日行われた。この催しは約2〜3万人の大勢の方々が訪れる板橋における一大イベントとなっている。
 区立グリーンホール前道路の「おまつりひろば」に於いて、区立赤塚第三中学校吹奏楽部の生徒が元気いっぱいのパレードで開幕し、オープニングセレモニーで登場した坂本健区長は「今年も天候に恵まれ、45回目の区民まつりを迎えることができた。
 このおまつりを通して、4月に発生した熊本地震をはじめとした被災地の皆様にも板橋区から多くの笑顔と元気を届け、絆を発信していこう」と挨拶をされた。
 その後、今回の目玉として志村銀座まつりに出演しているサンバチーム「リベルダージ」が登場し、リオの熱気を感じさせる情熱的なサンバを披露した。
 この他にも区民まつりの会場では板橋のいっぴんや被災地復興支援コーナー、全国各地のふるさと名物を販売する県人会物産展など様々なブースがあり、多くの来場者で賑わっていた。
 また、板橋第一中学校体育館では、区の基本構想PR展示「みらいゾウ」が設置され、多くの親子連れが10年後の未来への想いを書き込んでいた。
 自衛隊東京地方協力本部北地域事務所は自衛官募集ブースを開設、 自衛隊紹介と自衛官募集の呼びかけを行った。我々防衛協会の会員の方々も募集のお手伝いをさせていただきました。
会長 瀬尾正弘

自衛隊展示車

自衛隊ブースで活動中の 当協会 木村副会長

東京都防衛協会会報第12号(31.4.1)特集記事
散歩道 名所・名店
昭島市の散歩道(名所・名店)
 昭島市は、東京都で唯一、水道水を深層地下水100%で配水している。水道からミネラルウオーターのような良質の水が出るので、市外から引っ越してくる人も多い。 北は玉川上水、南は多摩川、湧き水も豊富であり、水の景観が楽しめる場所も多い。
 昭島市はくじらのモチーフであふれている。それは、昭和36年8月に多摩川から、くじらの化石がほぼ完全な形で発掘されたことに始まり、以降、アキシマクジラと呼ばれ市民に親しまれている。クジラの化石は研究の結果、平成30年1月に新種の「エスクリクティウス・アキシマエンシス」として認定された。  今年8月には、第47回「昭島市民くじら祭り」が開催され、昭島大くじら号がリニューアルして登場する。長さ13m以上の巨大バルーンが進むパレードは迫力満点である。
   
あきしまの水             長さ13m以上の巨大クジラ   
 拝島には、樹齢800年以上と言われる東京都指定天然記念物の藤棚がある。老木ながら、4月下旬から5月上旬にかけて立派な房状の花が楽しめる。日吉神社や大日堂の境内、おねいの井戸などの旧跡が公園内にあり、藤の香りとともに心安らぐ公園である。道路を挟んだお向かいには大正3年創業の「お菓子司」もある。《拝島の渡し》や、《くじら行進曲》など昭島の特徴を盛り込んだ御菓子が並ぶ。   又、昭島駅の北口には、市内の見所や情報の提供など親切対応が自慢の昭島観光案内所がある。市内のお土産や藍染作品、工芸品、市内名店の和菓子や自慢の昭島の水を販売しています。  東京都防衛協会会員の皆様のお越しを心よりお待ちしています。
   
拝島大日堂仁王門               拝 島 藤
事務局長 大野義孝

東京都防衛協会会報第11号(31.1.1)特集記事
散歩道 名所・名店
東村山市の散歩道(名所・名店)
 八国山緑地は、東村山市北西部に位置する都立公園で、その八国山は、かつて八つの国を望むことができたことに由来します。
 なお、当地は、新田義貞が鎌倉倒幕「久米川の戦い」で布陣したとされ、これに因んだ「将軍塚」石碑があります。
 また、八国山麓の下宅部遺跡は、縄文時代以降の漆製品等が出土した低湿地遺跡で、「下宅部遺跡はっけんのもり(日本の歴史公園百選)」として整備公開されています。
 北山公園は、八国山を背景にした自然公園(新東京百景)で、豊かな水と緑に囲まれ、初夏には150種類10万本の花菖蒲が咲き乱れ、毎年6月上旬に「東村山菖蒲まつり」が開催され多くの人々が訪れています。
 
北山公園の花菖蒲
 正福寺地蔵堂は、室町時代(1407年)に建立とされた禅宗様建築の代表的遺構として都内唯一の国宝建築物です。 堂内には江戸時代の地蔵信仰による千体の小地蔵尊像が奉納されていて、毎年11月3日は、開帳日で一般見学ができる「地蔵まつり」が行われます。
 
正福寺地蔵堂             当地自慢のうどん
 当市は、その昔小麦生産量の多い小麦主食文化地帯で、うどんは、古くからハレの日の行事食で、現在でも冠婚葬祭などの祝い事や親戚の集まりにはうどんを出すことが多く、現在、市内に美味しい武蔵野うどん店が多いのはその名残で、ご当地グルメとして食通に好評となっています。
 東京都会員の皆様のお越しをお待ちしています。
会長 倉林辰雄

東京都防衛協会会報第10号(30.10.1)特集記事
散歩道 名所・名店
目黒区の散歩道(名所・名店)
 私たち目黒区防衛協会のお勧めする散歩道は、まさに自衛隊の応援団らしく、近年桜の花で一躍有名になった目黒川沿いを中心にご紹介したいと思います。
 まずは、旧前田邸です。前田家といえば加賀百万石のお殿様ですが、京王井の頭線駒場東大前駅から2分の所に、昭和4年、第16代前田利為公建築の洋館、和館があります。昭和17年ボルネオ方面軍最高司令官として利為公が戦死した後は、中島飛行機が本社として購入、戦後は接収されリッジウェイ連合軍最高司令官官邸となり、現在は東京都所有の重要文化財となっています。

前田候建築の洋館
 目黒川に沿って池尻大橋に来ると、30メートルの大きな円柱形のコロッセヲの様な建物が見えます。こちらは、首都高速大橋ジャンクションと、その上部にある目黒区の天空庭園・オーパス夢広場です。平成25年首都高速中央環状縁(山手トンネル)の全線開通に伴い、3号線に繋ぐために円柱形のトンネルの中を車がグルグルと廻っていく構造物で、その上部に目黒区が天空の庭園を作り、ブドウの栽培も行っています。

大橋JCとオーパス夢広場
 そのまま目黒川に沿って下っていくと、中目黒に到着します。区内の目黒川には約800本近い桜が植えられており、昨年の花見客は200万人を超えました。狭い川幅に両側からの桜の木がトンネルのように折り重なり、3月下旬から4月下旬まで楽しめます。中目黒駅を過ぎると、目黒川沿い左側に防衛省目黒地区が見え、様々な交流を行っています。是非目黒区へお越しください。   

目黒川の桜並木
会長 小野瀬康裕

東京都防衛協会会報第9号(30.7.1)特集記事
散歩道 名所・名店
奥多摩町の散歩道(名所・名店)
 新緑の季節から初夏へ、奥多摩にとっては一年で最もいい季節となりました。山や川にはフィトンチットやマイナスイオンが溢れ、鳥の声がこだまし、カエルの可愛い鳴き声が聞こえ、目や耳を楽しめさせてくれます。
 おすすめの散歩道は『おくたま昔道』。旧青梅街道として昔は馬車等が通った道です。ここは氷川から水根までの約10qのセラピーロードですが、途中地蔵尊、吊り橋、古民家、旧小河内線跡など、奥多摩の「むかし」が詰まった道で、奥多摩湖まで楽しく散策できます。

むかし道から見た旧小河内線
 また、グルメとしては奥多摩駅前柳小路の『Beer Cafe VERTERE』がお勧めです。ここは古民家を改装した店舗で眼下に日原川が望め「奥多摩地ビール」が飲めるおしゃれなお店です。散歩した帰り道、近くの「もえぎの湯」に入った後などの地ビールはまた格別です。

VERTERE内でミーティング
 最近はレジャーも盛んで、登山の他、ラフティング、キャニオリング、ケイビング、ボルダリングなども若者の間で盛んになり観光の目玉になりつつあります。この他にも若者が「町おこし」で色々と挑戦して新しい試みがなされています。
 保育園の保育士さんが奥多摩ならでは歌や踊りを作り実演しSNS上ではちょっとした話題になっています。ぜひ奥多摩の自然や文化歴史を満喫していただいて、何か新しい発見があるかもしれませんので、ご来町をお待ちしております。

カヌー(白丸湖)
会長 石田 芳英

東京都防衛協会会報第8号(30.4.1)特集記事
散歩道 名所・名店
渋谷区の散歩道(名所・名店)
知る人ぞ知る  渋谷「塙保己一 史料館」

塙保己一正装座像
 スクランブル交差点、原宿、表参道など、皆さんが思い浮かべる渋谷のイメージは華やかなものであると思います。  そこで今回は、華やかさとは対極の渋谷をご紹介いたします。
 渋谷駅東口から、日赤医療センター行きのバスに乗り、國學院大學前で降りると、その周辺は都内有数の文教地区です。そこに、「塙保己一史料館」がひっそりと、知る人ぞ知る、の趣で佇んでいます。
  塙保己一をご存知でしょうか。彼は、江戸時代後期の国学者で盲人でした。点字もない時代に盲人が学問を志し、「世のため、後のため」の信念で、大文献集『群書類従』666冊を編集刊行しました。
 その版木1万7千余枚がここに保存されています。江戸時代に作られたものが、関東大震災や大戦で被災することなく完全な状態で残されていることは、奇跡的なことと言えるでしょう。
 塙保己一は、この大文献集を編纂するために、たくさんの書物を全国から集めました。その中には小笠原諸島が日本に帰属するための証拠となった文献も含まれていたのですが、それを知る人はあまりにも少なく、現在、保己一は歴史の中に埋もれてしまった感があります。
 しかし、かの有名なヘレンケラー女史は保己一を尊敬されて、来日の折にわざわざここを訪れています。
 入館料百円で、館長が熱心に解説してくださいます。建物も都の有形文化財に指定されています。ぜひ、一度お訪ねください。
 
温故学会全景               群書類従と和本
事務局長 齊藤昌子

東京都防衛協会会報第7号(30.1.1)特集記事
散歩道 名所・名店
八王子市の散歩道(名所・名店)
 八王子市は東京の西方に位置します。広さは山手線内地域の3倍の大きさで東京駅から中央線で1時間です。
 八王子市民の多くは都内に行くときは東京へ行ってきますと言いますが、東京人であってちょっと違う八王子人の気質があります。 
 人口は58万人。昨年平成29年は市制100年を迎えました。記念式典の9月16日には航空自衛隊のブルーインパルスに祝賀飛行を行ってもらいました。
 国史跡「八王子城」は、戦国時代、小田原北条氏の三代目氏康の三男の氏照が築いた山城で、関東屈指の山城と言われており日本100名城に入っています。
 また、同史跡内にある八王子神社は氏照が城の守護神とした牛頭天皇の8人の王子神(八王子権現)が祀られており、城の名称や八王子の地名の由来となったとされています。
 八王子城は、秀吉の関東制圧の一環で天正18(1590)年、前田利家、上杉景勝軍によって落城しました。
 八王子市は岩盤の上に乗っているので地震に強いこともあり、大正天皇・貞明皇后の御陵、昭和天皇・香淳皇后の御陵の4陵があります。今上天皇の御陵も造られるそうです。
 毎年、八王子防衛関係団体では12月に御陵の清掃活動を行っています。
 御陵の西にはミシュランで三ツ星をもらった年間300万人の登山客がある東京から1時間で来られる天狗のお山、高尾山がそびえています。
 8月夏の盛りには多賀神社、八幡神社の御祭礼の八王子祭りがあり、18台の彫刻山車が甲州街道を中心として囃子の音で町中が鳴り響く3日間の祭りです。
 秋の11月には多摩御陵の参道に沿って植えた樹齢100年を超えた750本の銀杏の樹をシンボルとして「いちょう祭り」が開催され、黄色く紅葉した銀杏の樹の下、市民参加型のイベントとして2日間で40万人の人出になります。     
 私達八王子市防衛協会も陸上自衛隊朝霞駐屯地施設中隊、航空自衛隊横田基地のご協力を得てこのイベントに参加して15年になります。防衛協会として自衛隊の後方支援として自衛隊と市民の架け橋として行っています。

登山客で賑わう高尾山 ケーブルカー・リフト駅
 
昭和天皇陵 [武蔵野陵](むさしののみささぎ)  大正天皇陵 [多摩陵](たまのみささぎ)
会長 森上秀男

東京都防衛協会会報第6号(29.10.1)特集記事
散歩道 名所・名店
杉並区の散歩道(名所・名店)
 杉並区は武蔵野台地 の上に位置し人口は 56 万4千人、面積は約 34 平方キロメートルと 23 区中8番目の広さがあ り、自然に恵まれた住 宅都市として成長して きました。昔から文化 人が多く住んでいた町 なので多くの歴史と遺 産がありますが、紙面 の関係で簡単に紹介いたします。
 有 名 な イ ベ ン ト に 「高円寺の阿波おどり」 があります。これは昭 和 32 年に地元商店街の 青年部が氷川神社の奉 納行事として「高円寺 ばか踊り」の名称で始 まりました。今では東 京の一大イベントにな り、毎年延べ1万人以 上の踊り手達が百万人 以上の観客の中、見事 な踊りを披露していま す。

高円寺の阿波おどり
 また、杉並と言えば 荻窪ラーメンで「丸長」 (1948年創業)と 「春木屋」(1949 年創業)が有名です。 荻窪ラーメンのルー ツは荻窪駅南口にある 「丸長」というラーメ ン屋です。ラーメンのスープに鰹節を初めて 使用し、自家製麺、手 塩にかけ澄んだコクの あるスープが特徴で、 この「丸長」から「丸 信 」 、 「 栄 龍 軒 」 、 「大勝軒」などがのれ ん分けして丸長グルー プとして発展し、東池 袋でつけ麺で有名な山 岸氏も、代々木上原の 「大勝軒」からのれん 分けした丸長グループ です。
 一方の「春木屋」の 特徴は煮干しと数種類 の野菜、さらに豚ガラ と鶏ガラを用いて煮込 んだスープです。どち らも甲乙つけがたいお いしいラーメンです。ぜひ、一度ご賞味く ださい。
会長 川元賢一郎

東京都防衛協会会報第5号(29.7.1)特集記事
散歩道 名所・名店
立川市の散歩道(名所・名店)
 立川市といえば昭和記念公園。年間400万人以上の方が訪れ、四季折々の花の美しさや夏の花火大会、冬のイルミネーションなどが有名です。
 JR立川駅直近の交通至便な好立地に位置 し、広大な緑と自然が国内随一の公園の玄関口には広々とした緑の文化ゾーンが無料で開放され、好天時には富士山の雄姿も眺められるほか、昭和天皇記念館もあり、ゆっくりくつろげます。
 そして公園のすぐ近くでさりげなく街の風景に溶け込んでいるのが、「ファーレ立川アート」です。 近年六本木や上海などでも取り組まれたいわゆる「パブリックアート」の先駆けで立川駅北口の米軍基地跡地に誕生した、ホテル、デパート、映画館、オフィ スビル等が集積する約6ヘクタールの街区にアートディレクター北 川フラム氏のプロデュースにより1994年に誕生しました。20世紀を代表する36ヶ国92人のアーティストによる109点の作品は色も形も素材もさまざまです。世界中の現代アートファンの注目を集めています。しかも美術館やギャラリー 展示の作品と異なり、車止めやベンチ、街灯、 散水栓など、様々な設備の一部だったり、不思議な仕掛けがあったり、誰でもが触れたり座ったりできます。朝昼夜、また晴雨、光線、季節によっても表情を変える109作 品、ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてください。
 さて、散歩に疲れたら一休み、ティーブレィクやお食事なら、立川 の街は美味しいお店が 目白押し、その中でも、立川市と立川市商店街 振興組合連合会が審査 する「輝く個店」は、味も雰囲気も接客も、 どこから見ても太鼓判のお店がグランプリ、準グランプリ受賞店。 「輝く個店 × 立川市」で検索すると、おすすめのお店情報がgetできますよ。
 
作品「横たわる人」            作品「見知らぬ人々」
 
作品「道祖神(トナカイ)」           作品「会話」
会長 滝島秋生

東京都防衛協会会報第4号(29.4.1)特集記事
散歩道 名所・名店
三鷹市の散歩道(名所・名店)
  
ジブリ美術館         ジブリバス停         太宰治文学サロン
 地方のひとに「三鷹市」とはと聞くと、先ず「三鷹の森ジブリ美術館」の名前が上がります。  
 ジブリ美術館は、井の頭恩賜公園内に2001年10月、市立の美術館として開設されました。以来、日本各地からはもちろん、館内では外国語が飛び交うほど海外からの来訪者も集まっています。開館から15年を経て、本年1月には来館者数累計一千万人を突破しました。  
 宮崎駿氏が構想を練った建物と内装、展示物はまさにジブリワールド。建物を構想した際のラフスケッチはほぼそのまま再現されており、設計や施工した会社の苦労が感じ取れます。ステンドグラスや壁画、階段の欄干や照明具などの内装品や常設の展示物には、訪れる度に新たな発見があるほど趣向を凝らしたものとなっています。  
 ここでしか見ることの出来ないオリジナル短編映画が9作品創られており、館内の「土星座」で月がわりで上映されていて、ジブリファン垂涎の的となっています。三鷹の名所、世界のジブリ。一度、ご来訪あれ。  
 さて、三鷹といえば「太宰治」という声も聞こえます。 太宰は昭和14年9月から昭和23年6月まで三鷹で暮らし、「走れメロス」や「斜陽」「人間失格」等の名作を三鷹から送り出しました。太宰が通った駅前の酒屋の跡地には三鷹市が「太宰治文学サロン」を設けています。
また駅の南にある禅林寺には太宰の墓所があり、毎年6月19日の桜桃忌には大勢の太宰ファンが訪れます。  太宰が愛し暮らしたまち、三鷹です。
事務局長 渥美典尚

東京都防衛協会会報第3号(29.1.1)特集記事
散歩道 名所・名店
江戸川区の散歩道(名所・名店)
 江戸川区は東京都の東に位置し、人口はおよそ69万2千人で千葉県に隣接しています。  
 区内には、親水公園5箇所、親水緑道18路線など遊び場が多く、総合レクリエーション公園や葛西臨海公園などの大きな公園もあり、自然動物園、ポニーランドでは動物とふれあうことが出来、子育ての環境として充実しています。  
 数ある名所の中、今回は「新川千本桜」を紹介いたします。  
 新川は、天正18年(1590年)徳川家康の命により千葉県の行徳までの船路として開削。以来、江戸市中に様々な物資を運ぶ水路として多くの人に利用されましたが、その後、地盤沈下による護岸のかさ上げにより、人々の生活から遠ざかってしまいました。
 平成6年から護岸に耐震・遊歩道整備を実施し、平成26年度には、桜を718本植樹し、江戸情緒あふれる街並みとして整備され、全川3qにわたる「新川千本桜」が完成しました。
 遊歩道は、桜の季節は勿論のこと、四季折々に目を和ませてくれ、散歩にジョギングにと人々の憩いの場となっています。
 西側には火の見櫓が建ち、川には14本の橋が架けられていて、すぐ対岸へ行けるようになっています。 
 近年完成した新川さくら館には、お休み処や多目的ホールがあり、広場では各種イベントが開催されて、多くの人々に利用されています。
 散歩の途中でお腹がすいたら、花見橋から少し北へ歩くと、田舎そばのお店「矢打(やうち)」があります。麺は太め、汁は辛め、鴨汁せいろは大人気です。
 我々、江戸川区防衛協会は会員数74名の小規模協会ですが、江戸川区と連携し自衛隊の活動を広報し区民に自衛隊の存在が不可欠であることへの意識高揚をさらに図ってまいります。
    
西から望む「「新川千本桜」」          火の見見櫓
    
田舎そば「「矢打」」                新川さくら館    
事務局長 中川和俊

 東京都防衛協会会報第2号(28.10.1)特集記事
散歩道 名所・名店
東久留米市の散歩道(名所・名店)
 都心からさほど離れていないベットタウンでありながら、平成20年6月に「落合川と南沢湧水群」が環境省の「平成の名水百選」に都内で唯一選定されました。
 豊かな水に恵まれた黒目川やそのほか小流があり、小山台遺跡公園など多くの遺跡から旧石器時代の石器や縄文時代の住居跡など発掘されています。 水の恩恵により古代から人々が集い暮らす地として形成発展し自然環境に恵まれた「まち」です。
 最近は、毎年1月恒例の「七福神めぐり」が行われることから、縁起の良い七福神(大圓寺は寿老尊・福禄寿尊・恵比寿尊、宝泉寺は弁財天、浄牧院は大黒天尊、多聞寺は毘沙門天、米津寺は布袋尊)を祀る寺院が人気で、川沿いに残る文化財を訪ね遊歩道をウォーキングする人が多くいます。
 自然はもとより駅西口開発で、絶景と言われている冬の富士山や冬至の前後には山の真上に夕日が落ちる様子「ダイヤモンド富士」が駅舎から見ることが出来るようになり人気のスポットになっています。
 皆様のお越しをお待ちしています。
  
小山台遺跡公園      大園寺 七福神めぐり     ダイヤモンド富士
東久留米市防衛協会 取材・構成 小山 弘

 東京都防衛協会会報創刊号(28.7.1)特集記事
散歩道 名所・名店
日ノ出町の散歩道(名所・名店)
 日の出町は、都心から50q圏内に位置し、人口はおよそ1万7千人で、その西端には秩父多摩甲斐国立公園の表玄関口となる標高902bの日の出山がそびえています。
 東側に位置する平地部には、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が走り、日の出インターチェンジの近隣には工業団地やイオンモール日の出が進出し、住宅地の整備が進むなど、人と自然が調和した緑豊かな町です。
 町の最西端に位置する日の出山の山頂からは、関東平野が一望でき、特に一面の夜景から朝日が立ち昇る様は非常に美しく、新年のご来光を迎える人気スポットとなっています。
 日の出山の麓、平井川の上流には、お肌がすべすべになるアルカリ性単純温泉の天然温泉「つるつる温泉」があり、入浴だけでなく、開放的なパノラマ食堂の食事もお楽しみ頂けます。
 その下流には、マス釣りなどの川遊びとバーベキューが楽しめる「さかな園」があります。
 また、日米首脳会談を記念してオープンした日の出山荘には、江戸時代末期の農家を改築した青雲堂と茶室の天心亭があり、各国首脳が訪れた日本情緒あふれる風景や中曽根首相が使用した書院を体験できます。
 食べ物では、町の特産品のトマトを使った料理として、つるつる温泉の「赤いうどん」、松華飯店の「中華風赤いうどん」、さかな園では古の時代に傷ついた平将門に村人がふるまったという伝承のある「将門うどん」やしゃも鍋を味わうことも出来ます。
 我々、日の出町防衛協会(会員数383人)は、このような恵まれた環境の中、町の総合防災訓練にも積極的に参加し、防衛協会の目的達成に向けて活動しております。
  
日の出山山頂の日の出     開放的なパノラマ食堂     日の出山荘 青雲堂
事務局長 馬場 紀男
      

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最終更新:04.01.01