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会長退任/新任挨拶 | 新年の御挨拶 | 理事長就任挨拶 | 歴代会長名簿 |
新年のご挨拶 |
上記の下線部分をクリックすると新年のご挨拶へリンクしています。(令和6年1月1日) |
東京都防衛協会会長退任挨拶/新任挨拶 |
佃 和夫 会長退任挨拶 |
この度、東京都防衛協会会長の職を辞任する事となりました。 平成22年6月に第6代会長として、東部防衛協会・全国防衛協会連合会の会長も兼任して会長に就任し、13年間に渡り東京都防衛協会会長としての職に任して参りました。この間に皆様から頂いたご指導・ご鞭撻に対しまして、衷心より御礼申し上げます。 今後は大宮新会長にバトンタッチ致しますが、皆様には引き続きご支援・ご協力賜りますようお願申し上げます。 東京都防衛協会及び各地区協会の益々のご発展と会員皆様のご健勝をお祈り申し上げ、辞任の挨拶と致します。 |
大宮 英明 会長新任挨拶 |
令和5年4月27日付けをもちまして、東京都防衛協会会長に就任致しました大宮英明でございます。 歴史と伝統の有る東京都防衛協会で活動出来ます事に大きな喜びを感ずるところで有ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。 東京都防衛協会は全国に有ります「防衛協会」の先駆けとして昭和41年3月に創設されました。その後の昭和43年7月には「東部防衛協会」が、平成元年10月には「全国防衛協会連合会」が設立されましたが、東京都防衛協会はこれら2団体を支援しつつ、今年で58年目を迎えました。 日経連櫻田武会長が初代会長として、「東京都自衛隊協力会連合会」を市ヶ谷において発足させ、翌年には「東京都防衛協会」へと改称、今日まで6代の会長が脈々と築き上げられて来た歴史と伝統ならびに数々の成果を受け継ぐ事となり、第7代会長としての責任の重さを深く感じるところであります。 この度、佃前会長から受け継いだバトンをしっかり握りしめ、当会の目的である「防衛意識の普及高揚を図るとともに、自衛隊を激励支援してその充実発展を助長し、もってわが国の平和と繁栄に寄与すること」に邁進する所存で有ります。佃会長同様、引き続きご指導・ご鞭撻賜りますようお願致します。 東京都防衛協会地区協会の益々の充実・ご発展、更には地区協会に加入しておられる正会員並びに法人及び個人でご加入して頂いている特別会員の皆様のご健勝・ご隆盛をご祈念申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。 |
三菱重工業株式会社名誉顧問(2024.7.1現在) |
新年の御挨拶 |
東京都防衛協会会報31号(06.01.01)掲載 |
東京都防衛協会会長 大宮 英明 |
戦後最も厳しい安全保障環境! 益々高まる東京都防衛協会の重要性 |
明けましておめでとうございます。 |
明けましておめでとうございます。昨年4月に歴史と伝統の有る東京都防衛協会の会長を拝命しました大宮英明です。会員の皆様におかれましては、ご家族の皆様とお健やかに新年を迎えられている事と衷心よりお慶び申し上げます。また旧年中は、東京都防衛協会への深いご理解とご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて昨年国内では、約3年間に渡り蔓延した新型コロナウィルス感染症が一応の収束を迎えましたが、一方で急激な円安や燃料・原材料等の高騰に伴う物価上昇により、非常に苦労の絶えない一年となりました。 世界に目を向けますと、ロシアがウクライナに侵攻して2年が経過しようとしています。この侵攻は、国際法の縛りの中でも「脅威」が常に存在することを示すものでありますが、現在も激しい戦闘が続き、未だ収束の目途が立っておりません。一日も早くウクライナに平和が訪れ、新たな安全保障の枠組みが構築されることを祈念しています。 一方で、我が国の置かれているインド太平洋地域は、中国による軍事力の質と量の急速な強化と東シナ海・南シナ海における力による一方的な現状変更の試みが継続・強化されている事に加え、北朝鮮によるミサイルの繰り返し発射と核・ミサイル開発の加速により、安全保障環境的に最も危険な地域であるといっても過言では有りません。 斯かる状況において、我が国の主権と独立の維持、領域の保全、国民の生命・身体・財産の安全を確保し、自由と民主主義を基調とする我が国の平和と安全を維持するため、自衛隊の皆様は、周辺海空域の警戒監視や海外任務等により、あらゆる脅威に対する安全・安心の確保に努めています。加えて自衛隊の皆様は、大規模自然災害等への即応、国家行事への協力支援等、多くの任務を遂行しています。そのため、自衛隊を支援する我々防衛協会の活動も、益々その意義・重要性が高まっている状況にあります。 東京都防衛協会としましては、各地区協会との連携を更に深めると共に、特別会員の皆様とも力を合わせ、「国民の防衛意識の普及高揚を図ると共に、自衛隊を激励支援してその充実発展を助長し、もって我が国の平和と繁栄に寄与する」という本会の目的達成のため、会勢の拡大及び各種事業の推進を計っていく所存でありますので、本年も引き続き皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、各地区協会の益々のご発展と、会員各位のご健勝・ご多幸を祈念して新年の挨拶とさせて頂きます。 |
第1師団長 陸将 兒玉 恭幸 |
「戦う?」13・2% |
新年あけましておめでとうございます。 |
東京都防衛協会会員・ご家族の皆様、新年あけましておめでとうございます。 さて「世界価値観調査」をご存じでしょうか? 昨年春頃、ネットニュースなどで話題を集めましたが、「もし戦争が起こったら国のために戦うか?」という問いに対して、「はい」と答えた日本人は13・2%は世界79か国中ダントツの最下位でした。日本は「はい」が一番少ないだけではなく「わからない」が38・1%と世界で最も大きい値を示しています。 ロシアによるウクライナ侵攻から約2年、終戦や停戦の見通しは未だに立っていません。ウクライナの「はい」は56・9%。56・9%の国民が戦う意思を示した状況でロシアの侵攻を受けたわけですが、ウクライナ国民の大半が国内にとどまり戦っています。侵攻が始まって以来約790万人のウクライナ国民が国外に避難しましたが2022年中にその半数が国内に戻り、現在の国外避難者は約400万人。全国民の9割が国内に留まっていることになります。軍人として実際に戦っているのが数10万〜100万人程度でしょうから、その他の約3500万人が農林水産業を含むライフラインを整え、産業・経済を動かし国家財政を支えて、ゼレンスキー政権の政治外交を後押ししているということです。 昨年9月26日の日経新聞の記事によると、8月7日にウクライナの首都キーウを訪問した財務省の神田真人財務官の一行が見たのは、空襲警報が断続的に鳴り響き爆撃の跡が見られ戦時の緊迫感は消えないものの、スーパーマーケットには生鮮食料品が整然と陳列され市民も落ち着いて買い物をしている姿でした。22年秋に25%を超えたインフレ率も10%程度に落ち着いています。先進国でも高いインフレ率に悪戦苦闘しているのに、戦時下のウクライナが物価をそれなりに制御できているのは想定外で印象的だったと同行筋は述べています。 「戦う」とは銃を持って戦闘するだけではありません。「はい」と答えた56・9%のウクライナ国民だけではなく9割の人々が国内に留まりました。そして、自分の仕事を侵攻前と変わらずしっかりとやっています。これによって生活のためのライフラインは維持され、経済が回り、国家財政は維持されて外交交渉を行い、軍隊は戦闘が可能となってロシア軍の侵攻を阻止し反撃に討って出ているのです。 軍人はどこの国でも国民の10%もいません。「戦う」という意味が「銃を持って戦う」ことであれば13・2%でも十分なのです。日本以外の国は「戦う」とは「自分のできる事で国に貢献する」ことだと知っているのです。自分が軍人になって戦うことはないと分かっている人たちも「自分のできる事で国のために貢献する」という意味で「はい」と答えているのです。 第1師団の担任する1都6県には4400万人の国民がおります。「自分の国のために戦いますか」と問われて「わからない」と答えたのが38・1%ですから「わからない」と答えるであろう国民が1700万人担当地域内に住んでいる事になります。学校等では我が国防衛等に関する授業を受けることも少ないでしょうし自衛官と接する機会も少なかった方々ではないかと察します。この1700万人の方々に「戦うとは自分のできる事で国に貢献する」ことだと伝えていくことも第1師団長の重要な任務だと思っています。 第1師団では「毎日が訓練公開日」と宣言し、いつでも短時間の訓練見学に対応させていただいています。是非とも身近なご友人を訓練見学にお誘いください。ただし準備した訓練展示は致しませんので、接遇に至らない点がある場合はご了承願います。その代わり、各部隊・隊員が真剣に訓練に取り組んでいる姿を横からこっそり覗いていただき、自衛官が本気で日本の防衛に向き合っている姿勢を感じて頂ければと思っています。そして、この自衛官と同じことは出来ないけど自分のできる事で国に貢献しようと思っていただけるキッカケとなれば幸いです。 結びに、刻々と厳しさを増す令和6年、東京都防衛協会会員の皆様、協力諸団体の皆様並びに地域の皆様、更なるご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げ年頭のご挨拶とさせて頂きます。 |
自衛隊東京地方協力本部 前本部長 陸将補 山下博二 |
「募集力は抑止力という意識をもって」 |
新年あけましておめでとうございます。 |
新年あけましておめでとうございます。東京都防衛協会の皆様におかれましては、ご家族も含めお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、東京地本に対しまして格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 現在の我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も複雑な状況に直面しています。令和5年は令和4年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略・国家防衛戦略・防衛力整備計画の安保3文書」により示された、防衛力の抜本的強化の為の施策が実行初年度に当たるという大きな特性のある年でした。 一方で、人口減少社会が進行する構造的な問題に加え、有効求人倍率の増加、少子化による強い地元志向、厳しい安全保障環境による入隊への忌避感など、募集、予備自業務は極めて厳しい環境下にあるとともに、援護業務においても、より退職隊員のニーズに合致した求人の確保は十分ではない状況です。 「安保3文書」に示された防衛力の抜本的強化のための施策が他国に対して十分な抑止力となる為には、人的基盤の整備が条件の一つであり、出来なければ張子の虎となる可能性があります。 このような状況下、東京地本は人口が集中する東京都において最大限の募集力を発揮し、今の防衛省・自衛隊の人的基盤の整備に努めなければなりません。現行制度下で、東京都の特性を踏まえ、人口減少社会を見据えた各種の募集施策を提言する役割もあると認識しています。 このため、人的基盤の更なる充実に向け、まずは部内、そして皆様との「絆」を強固にし、「One Team」となって着実に業務を推進するとともに、「時代の責任」を果たすため、人的基盤の整備に係る意見をしっかりと提供して、特に「募集力は抑止力」という意識を持ちながら、「本気」で業務に取り組んでいます。 東京地本は、職務に対する誇りをもって諸先輩方が築いてこられた67年の歴史をしっかりと継承し、情熱と執念をもって募集、援護、予備自衛官等の各種目標を達成するとともに、「全国筆頭地本」の地位を深く心に刻み、専心職務に邁進する所存です。 結びに、皆様の本年のご多幸とご健勝を記念しますとともに、変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 |
自衛隊東京地方協力本部長の山下博博二陸将補は、令和5年12月22日付で東部方面総監部幕僚副長に転出され、新しく横田紀子陸将補が着任されました。 |
理事長就任挨拶 |
武内理事長就任にあたり |
東京都防衛協会会報第10号(30.10.1)掲載 |
自衛隊との架け橋として |
東京都防衛協会理事長 武内 誠一 |
この度、澤山理事長の後を引き継ぐことになりました武内です。微力ながら佃会長を支え精一杯東京都防衛協会のために尽くすつもりです。50年を超える歴史を有する当協会の活動を誇りに思い、先人に恥じないよう活動するつもりです。どうかよろしくお願いいたします。 当協会の目的は、分かりやすく言えば「市民(都民)と自衛隊との架け橋となる」ことです。そのために、市民の皆さんに「真の自衛隊を理解して頂く」ことと、「できる範囲内で自衛隊を支援する」ことが大切だと思います。富士総合火力演習や自衛隊音楽祭といった大きなイベント研修ばかりではなく、実際に隊員が汗を流している訓練の様子の研修、国際貢献活動や災害派遣での活動の実態の講話聴講なども「真の自衛隊の理解のため」に実施できればと思っています。 また、隊員募集に苦労する自衛隊のために、一部の地区協会が実施されている立て看板の設置、あるいは自衛官募集業務に関わる資料提供の充実等「できる範囲内で自衛隊を支援する」場をより広げていきたいと思っています。また、任務に励む自衛隊員を激励し、あるいは感謝の思いを伝えることも大切です。これらのことは、地区協会の皆さんのご協力なくしてできることではありません。 また、特別会員の皆さんのご協力もまた大変重要と考えております。 皆さんと共に当協会の充実に邁進する覚悟です。どうかよろしくお願いいたします。 |
(元陸自富士学校長) |
歴代会長名簿 |
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出典:東京都防衛協会HP&Wikipedia |